明保地区防災会
住民の隣保共同の精神に基づく自主的な防災活動を行うことにより、地震その他の災害の防止及び軽減を図ることを目的として、明保地区防災会を平成15年11月に発足した。
これにより、防災用具、機材一式を常備した防災倉庫がチビッ子広場に設置された。
防災活動は「自分たちのまちは自分たちで守る」ことを基本とし、災害発生後、被害の拡大防止や生活救済、復旧対応などに公助だけでは限界があることから、地域の自助、共助による活動、精神が重要な要になってくる。その役割の中枢となるのが「防災会」である。
そのためには、いざという時に備えて、身を持って体験する防災研修や訓練が大切であり、明保地区防災会では、自治会や各団体、機関が協働した住民参加による防災訓練を年1回実施している。また、防災機材、用具の点検を定期的に確認チェックし、何時でも使用可能な状態に備えている。
特に平成23年3月11日東日本大震災により「地域の人たちが協力し合って防災活動を進めることが大切」という重要な教訓を得た。災害は何時、発生するか分りません。日ごろから近隣の人たちとの交流を密にし、防災意識を深め、災害に備えたまちづくりを目指すためには、それらを先導する地区の防災組織は重要な役割となることは言うまでもない。
明保地区では「まちかどの消火器」として各自治会の要所へ配備し、近隣の火災発生時の初期消火に備えている。
(25箇所に設置中)