明保地区老人クラブ連絡協議会
三の沢西自治会の雨情寿会、三の沢北自治会の尚歯会の二つの単位クラブを構成した明保地区老人クラブ連絡協議会が富士見地区から独立し、平成12年3月に発足した。平成24年4月に十年来の課題であった、羽黒台自治会に「もろこし倶楽部」が発足し、高齢化社会に伴う、地域の仲間づくりの体制が確立された。
各単位クラブでは年間を通じて、創意工夫しながら様々な活動を行っているが、明保地区老人連絡協議会では地区全体での交流を図った活動として
*子どもと高齢者の交流グランドゴルフ大会
*市内の遺跡、施設めぐり
*シルバースポーツ大会
*歩け中央公園・学べ博物館
などを定例行事として行っている。
昨今、無縁社会化による高齢者の課題がクローズアップされている。長寿社会において、晩年の生活を近隣の仲間たちと元気で、仲良く過ごせることが何よりも望ましい。それには一人でも多くの仲間たちをお誘いする会員の加入活動も大切である。高齢者は、長い人生で培った豊かな経験や知識、知恵がある。これらを活かしながら、若年層をサポートし、さらには社会に役立つことを行い、地域貢献できればと願う。
【雨情寿会】
*昭和47年4月発足。
*名称の由来
我がまちは日本を代表する児童文学者野口雨情の終焉地であり、まちのシンボルとして、諸団体名の呼称として使われている。
*活動概要
・会誌「あの町この町」発行。年1回
(昭和58年〜平成23年まで、29号となる)
・日帰りバス旅行
・新年会
・映画鑑賞会
・班別お茶会
・奉仕活動
(明保小学校家庭科の包丁研ぎ、羽黒山神社 境内の清掃、通学路フラワロード整備)
・クラブ活動
(グランドゴルフ・毎週火、金曜日、ち びっ子広場・男の料理研究会・毎月第三 火曜日、西市民活動センター)
【尚歯会】
*昭和48年4月発足。
*名称の由来
中国、中唐の詩人白居易が高齢者7人を集め、詩歌管弦の宴会を催し、これを「尚歯会」と称した。
*活動概要
・新年会
・日常活動
《週1回》
太極拳・火曜日午前 フラダンス・火曜日午後 輪投げ外・金曜日 グランド
ゴルフ・水曜日
《月例会》
(さわやか講習会外)
・世代間交流活動
(明保小学校で鉛筆削り、雑巾縫い)
・出前講座の開催
・登下校時の見守り活動
【もろこし倶楽部】
*平成24年3月発足。
*名称の由来
羽黒山神社境内に野口雨情作の「もろこし畑」の歌碑が設置されている。この題名にあやかった。
*活動概要
・新年会、忘年会
・奉仕活動
(児童公園、羽黒山神社広場の清掃)
・健康づくり
(パークゴルフ大会、グランドゴルフ
大会、歩こう会郷土野菜で料理づくり、 童謡・唱歌を歌う会、簡易打楽器で楽 しむ会)
・友愛活動
(班別お茶会、近くの温泉を訪ねる会、 桜、紅葉を訪ねる会、カラオケ会)
・高齢者への声かけ活動