明保地区民生委員 児童委員協議会
平成2年、富士見地区から分離し、明保地区が7名の民生委員で独立し、発足した。その後、世帯数の増加等により、現在は10名の委員(内、主任児童委員2名)で活動している。
民生委員は、民生委員法に基づいて其々の担当区域内で日常的に活動しているが、少子高齢化が進む社会環境下、老人福祉、児童福祉、障碍者福祉等の他、生活相談等幅広い相談支援活動を行っている。
特に無縁社会化が課題となっている中での一人暮らし高齢者見守りや児童の健全育成等については、自治会や福祉団体、学校との恊働・連携しながら、積極的に支援活動をしている。
明保地区役員研修での東日本大震災の被災地である名取市また、委員たちとの石巻市、女川市への訪問視察を行ったが、大津波の傷跡は随所に無惨に残されており、その惨状を目の当たり目の当たりにして、立ち尽くしてしまった。その中で、復興に向かって力強く生きる姿勢の被災者の方々に心から感動された。災害時における要援護者支援制度が明保地区において発足され、現在その活動を進めているところであるが、委員たちは改めて、それらの支援活動を着実に行動することを誓い合った。