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雨情のまち・明保地区の紹介

明保地区 まちの全景明保地区 まちの全景太陽警備保障ビル屋上からの西側展望

 明保地区は宇都宮市中心部に近い西部郊外に位置し、作新学院の西側から日本競走場総合研究所(旧日本中央競馬会育成牧場)までの世帯数1,500戸の比較的規模の小さなまちである。南北に宇都宮環状線、東西に鹿沼街道の主要道路が交差しており、交通の便も良く、近隣を含めて病院、スーパーマーケットなどの店舗が点在しているなど住環境に恵まれたまちである。エリヤ内にはわが国では最大規模の会計事務を担う株式会社TKCや日本競馬会日本競走馬総合研究所、株式会社太陽警備保障、丸山工業株式会社などの企業があり主要道路沿いには店舗が連なり、活気ある街並みを形成している。

 まちには野口雨情が終の住かと選んだ旧居があり、駒生運動公園、旧陸軍射撃場跡、鶴田・羽黒山、牧草地など緑も多く、文化と自然環境にも恵まれた閑静な住宅地でもある。最近、スポット的に農耕地から住宅地へと開発されており、これらの新興住宅地には比較的若手層の息吹きが感じられている。

 このように生活の便が良く、緑のある佇まいが人気となって、昭和30年~40年代にかけて、急速に住宅地が開発され、世帯数が増えたことから昭和48年度に明保小学校(旧城山南小学校)が移転開校され、昭和55年度地域のまちづくりの拠点として宇都宮市西公民館明保分館(明保地域コミュニティセンターの前身)が設立された。その機に昭和56年度、各種団体が富士見地区から順次独立発足し、現在の明保地区としてのまちづくりが組織化されスタートした。

 以後、時代性の変革により、一部団体の廃止、新たな団体の発足や組織運営の改善などがあり、地域の特性を活かした、安心で安全な住み良い住民参加型のまちづくりを目指しているところである。将来を担う人たちに、10年先、20年先のまちがどうあるべきか(将来像)をしっかりと伝承するため、「異世代が支え合う文化と自然を生かしたまち・明保地区」をスローガンのもと、まちづくりビジョンを策定し、住民、学校、公共機関、傘下団体、地元企業、行政などが協働して行動プログラムにチャレンジしている。

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